ヒマラヤカラコラム トラベル ブータン

ブータンからでもバングラデシュからでも出発できます。ブータンとバングラデシュを間近に見て体験する旅です。西ブータンとバングラデシュの最も素晴らしい場所へ行き、宗教・文化・伝統を学びます。また、3240mのドチュラ峠からヒマラヤ山脈の壮大な眺めを堪能します。その後、西アジア最大で世界遺産でもあるパハルプール仏教寺院遺跡僧院跡を訪ねブータンやバングラデシュの人々との交流を楽しみます。

一日目 ― パロからティンプーへ

パロへ到着後、ガイドと共にティンプーへと1時間のドライブ。途中でタチョガン・ラカンに立ち寄ります。タチョガンとは「最高馬を祀る丘の上の寺」という意味で、最も高名な建築家タントン・ギャルポが建てました。ティンプーには未だに信号はありませんが、見どころ満載の素晴らしい街です。ホテルで昼食後、タシチョゾンを訪問します。この壮大なゾン(仏教僧院)はウォン・チュ川の西のほとりで市の北側に位置し、かつて国会議事堂があったところで、現在はブータン国王の謁見室と省庁があります。メモリアルチョルテンは1974年に第3代国王ジクメ・ワンチュックを崇めるために建てられた仏舎利塔です。次はクエンセル・ポダンのブッダポイント。51メートルの銅像の大仏(バシュ王座)は不滅の象徴です。夕刻にはこの大仏のそばからティンプー谷の雄大な眺めを堪能します。 [/elitetoggle][/eliteaccordion]

二日目 ― ティンプー

まず、国立ゾーリン・チュスム(ブータンの伝統美術13選)を訪ねます。今は美術学校として広く知られているところです。1978年に創設された国立伝統治療院は、介護施設と病院を兼ね備え、伝統的な医療技術による診断と処方を行っています。伝統的に使われてきた薬草や塗り薬、そして薬湯は自然の動植物とミネラルを含み、生産機関で製造された後に国内の地域医療機関へ送られています。王立織物学院ではブータンの主要産業である織物を体験します。男女それぞれの民族衣装と織物技術が展示されています。チャンガンカ・ラカンはティンプー市の北のモティハンにあります。12世紀に建てられ、中央には十一面観音が安置されています。国立図書館は歴史的な資料や書物から様々な分野に関する現代書物、古い雑誌や木版印刷本と祈とう旗を蔵し、『ブータン』という名の世界最大の印刷本も見ることができます。夜は民族博物館で伝統料理に舌鼓。博物館は伝統的な農家を再現しており、ブータンの多くの人が今でも田舎で昔のままの生活をしているのがわかります。

三日目 ― ティンプーからプナカへ

ティンプーからドチュラ峠を越えてプナカまで行きます。途中、アシ・ドルジ・ウォンモ・ワンチュクという現在の女王陛下が建てたドゥルック・ウォンゲル・チョルテン(108基の仏塔)を訪ねます。これはアッサム軍に対するブータンの勝利を祝い戦死した御霊を弔うために建てられました。峠からは雪に覆われたヒマラヤ山脈の荘厳な景色をお楽しみいただけます。プナカに到着後、チミラカンを訪ねます。プーナツァン川を見下ろせる丘の上にあるチミラカンは1499年にラマ・デュッパ・キンレイ(風変りな聖人)の従弟によって建てられました。彼は知恵の雷電という不思議な力を持ち、近くのドチュラの悪魔を制圧しました。ティンプー・ゾンに遷都されるまではプナカ・ゾンが政治の中心で、プンタン・テジュン・ポダン・ゾン(大いなる至福の宮殿)と呼ばれていました。今でも冬には僧侶がここに移住します。ここには18世紀中ごろに作られた金の仏陀像、グル・リンポチェ像、シャブドゥン像が安置されています。
また、ゾンの中のウツェラカンには、ブータンの国宝中の国宝であるランジュン・カルサパニ(観音菩薩像)が安置されています。

四日目 ― プナカからパロへ

トンサへの車での移動の途中、カムスン・イレ・ナムゲル・チョルテンを訪ねます。これは第三皇后アジ・ツェリン・ヤンドン・ワンチュクが建てた高さ30mの仏塔で、川の反対側の丘に建っています。現在の王に捧げられ、国を守る守護神として崇められています。このチョルテンはブータンを代表する建築物であり芸術で、世界で唯一無二のものです。構築には8年半もの歳月がかかり、細部には宗教彫刻が施されています。チョルテンに辿り着くまで丘を45分歩きます。パロに行く途中、シモツカゾンに立ち寄ります。これは1629年にシャブドゥン・ンガワン・ナムギャルによって建てられた初のゾンです。 形を維持したまま現存する最古のゾンです。現在は語学文化機関となっています。

五日目 ― パロ

パロへ戻り、ブータンで最も有名なゾンであるパロ・ゾン(リンチェン・プンとかリンブン・ゾンともいう。宝石の山の城という意味)を訪ねます。タ・ゾンはパロ・ゾンの監視塔として建てられました。その後1968年に改築され、今は国立博物館になっています。午後はパロの街での散策や買い物などをお楽しみください。

六日目 ― パロ

この日は早く出発し、「トラの巣」として知られるタクツァン僧院を訪ねます。ブータンで最も有名で崇敬されているところです。パロ谷の900メートル上の岩肌にそびえ建っています。タクツァン僧院の後はデュゲ・ゾンを訪ねます。ここは1644年にブータンがチベットに勝利したことを祝い『ブータンの勝利』という意味をもちます。1649年にシャブドゥン・ンガワン・ナムゲルによって建てられました。その後はキチュ・ラカンを訪ねます。7世紀にチベットのソンテェン・ガンポ王によって建てられた最古でありながら最も美しい僧院の一つです。夕方はパロの街での散策や買い物などをお楽しみください。

七日目 ― パロ

パロからバングラデシュのダッカへ向かいます。ダッカに到着したらホテルへ向かいチェックインします。

八日目 ― ダッカ”

旧市街地のオールドダッカを訪ねます。ここは西南絹の道という主要交易ルートの中心地であり、バングラデシュの文化が色濃く表れているところです。木製ボートでのバングラデシュ川での川下りでは他では味わえないワクワク感を満喫してください。川下りの後は川の土手にあるピンクパレスに立ち寄ります。アサン・モンディール(ピンクパレス)はベンガル地方独特の建物で、インドにおけるイスラムの連盟と独立を象徴しています。今は博物館となっており、歴史をしのばせる品々や写真が展示されています。カールゾンホールは市役所を意味し、英国ベンガル領の議事堂として建てられました。赤レンガのカールゾンホールは素晴らしい建築物で、1905年の第一次ベンガル分割後に建てられたヨーロッパ・ムガール様式の建物です。国会議事堂は世界的に有名な建築物です。それは信条やデザインやモチーフのためではなく、国会議事堂としての本質が評価されたためです。1989年にはアーガー・ハーン建築賞を受賞しました。コムラプール駅はダッカ中央駅とも呼ばれています。バングラデシュ最大の駅で、ダッカとバングラデシュの他の地域を結ぶハブステーションです。アメリカ人建築家ロバート・バグレーのデザインで、ダッカで最も近代的で有名な建物です。1960年に建てられた駅舎はモディールの北東にあります。駅舎のそばにある仏教僧院を訪ねます。大きな仏像が安置されています。

 九日目 ― ダッカからボグラへ

バングラデシュで最も有名なパハルプール仏教僧院を訪ねます。これはヒマラヤの南にある最大の僧院でユネスコの世界遺産であり、3世紀に首都であったモハスタン(グレートプレイス)遺跡です。モハスタンはバングラデシュで発見された最古の都市遺跡です。

十日目 ― ボグラからラジシャヒへ

ラジシャヒの東に位置するプティアのヒンズー教寺院群(テラコッタ寺院群)、シヴァ寺院、パンチャラナタ・ゴヴィンダ寺院、ブバネシュワル寺院、ジャガンナート寺院を訪ねます。ラジシャヒはバングラデシュで寺院の町と呼ばれています。建造物は明るい赤色をしており、まさに建築のワンダーランドです。古代都市ゴールを訪ねます。ゴールで最も素晴らしい遺跡は12の扉で知られるバラ・ダルワザと呼ばれるグレート・ゴールデン・モスクです。

十一日目 ― ボグラからディナジブルとロンプール

ダクシン・ディナジブル地域には古代建築とビシュヌ神の寺院が数多くあります。カンタナガル寺院は18世紀に建てられたテラコッタ寺院で、ディナジブルから12マイル離れたカンタナガルの静かな村落にあります。それは美しいテラコッタで装飾されており、ひときわ目を引きます。そしてディナジブル宮殿を訪ねます。時間があればロンプールのTajhat パレスを訪ねます.

十二日目 ― ロンプールからダッカへ

ロンプールを発ちダッカへ向かいます。途中、アティヤ・モスクに立ち寄ります。小ぶりな建物ではあるものの、優れた技法が施されています。
外壁はレンガとテラコッタで作られており、伝統的な植物柄や幾何学模様のデザインが彫られています。ナバラツナ寺院は18世紀にイスラム政権下で建てられました。テラコッタ建築は地域の人々にとって神秘的なものです。その後、アクセサリーや工芸品のマーケットと国立記念館に立ち寄った後にホテルへ向かいます。

十三日目 ― ダッカ

空港へ向かい、それぞれの帰路へ 。

旅程を延長し、シュンドルボン世界遺産に行くことができます。シュンドルボンは世界最大の海水性のマングローブ林で、ユネスコの世界遺産に登録されています。シュンドルボンのマングローブ林は自然の生態系のままで、手つかずのワイルドライフが残っています。2017年には270頭のベンガルトラの生息が確認されました。絶滅危惧種であるベンガルトラ以外にも野生動物が数多く生息しています。マングローブ林は海水と真水が混じり合う汽水域に生育します。ここでは様々な種類の魚、カニやエビなどの甲殻類が植物の絡み合った根の元で繁殖します。スンダルバンスにはスナドリ猫、マカク、イノシシ、マングース、キツネ、ジャングルキャット、オオコウモリ、センザンコウ、アクシスジカなどが数多く生息しています。スンダルバンスとはベンガル語で「美しい森」という意味です。

十二日目―(スンダルバンス)

時間があれば世界遺産の60ドームモスクに立ち寄りますが、すぐにボートでスンダルバンス国立公園に向かいます。ボートはスンダリの森に向けて出発します。途中のDhaingmari森林駅にて登録許可をとり、ガードマンに付きそってもらいます。手続きが終わったらKatkaへ行きます。ボートはKatkaを迂回し、一夜を船上で過ごします。バングラデシュ料理をお楽しみください。

十三日目 ― スンダルバンス

朝のうちにKatka野生生物保護区を出立します。ベンガル湾のビーチまでのジャングルをウォーキング。ベンガルトラの足跡を訪ねます。船に戻ってランチ。午後はハイキングしながら、Katkaの反対側にある林の自然を観察します。夕方には船に戻り夜を過ごします。バングラデシュの伝統料理をお楽しみください。

十四日目 ― スンダルバンス

スンダルバンスの入り組んだクリークをゆっくり抜けていくボートに乗り、スンダルバンスの野生生物、特に野鳥の観察をお楽しみください。Kochikhaliまでクルーズ。到着後は森林事務所近くのジャングルをウォーキングします。ベンガルトラの足跡を訪ねますが、直に見ることができるかもしれません。他にも様々な野生生物がいます。船上でもう一泊します。夕食はバーベキューをお楽しみください。

十五日目 ― スンダルバンスからダッカ

午前のうちにスンダルバンスからダッカへと向かいます。午後は買い物をお楽しみください。

十六日目 ― ダッカ

朝食後に空港へ移動しダッカから帰路へ。