ヒマラヤカラコラム トラベル ブータン

ラヤ村までのラヤ・トレッキングはブータンでできるおススメのトレッキングの一つ。ブータンの霊山チョモラリ山のベースキャンプまで手つかずの大自然を歩き、リンシなど3900mから5000mの峠を5か所越えてラヤ村まで行くコースです。

このツアーでは14日間のトレッキングと5日間の文化ツアーを組み合わせたものです。

 

  • 14日間のトレッキングと5日間の文化ツアー
  • 201キロにわたるトレッキングコース
  • 登り5204m
  • 下り7025m
  • 青ヒツジとターキン
  • 昔と変わらぬラヤの人々
  • ガサ温泉
  • チョモラリ山・ジチュダケ山・ツェリムカン山・グレートタイガー山・マサカン山

 

1日目:パロに到着

パロ市は標高2280mに位置しています。ガイドが空港でお出迎えいたします。ホテルで少しお休みいただいてからパロ谷の散策に出かけましょう。昼食後にツアーに出かけましょう:

ブータンで最も有名なゾンであるパロ・ゾン(リンチェン・プンとかリンブン・ゾンともいう。)は宝石の山城という意味です。1644年にブータン初の為政者シャブドゥン・ンガワン・ナムゲルによって建てられました。今日このゾンは僧侶委員会と市役所となっています。

タ・ゾンはパロ・ゾンの監視塔として建てられましたが、1968年に改築され、国立博物館になっています。ブータンの伝統織物や工芸品などが納められています。

ドゥンツェ・ラカンは1433年に鉄橋王Dubthob Thangtong Gyalpoが作りました。3階建ての構造は地獄・現世・天国を表しているといわれ、内部の壁画はブータンで最も美しいものです。

2日目:パロ

この日は早く出発し、「トラの巣」として知られるタクツァン僧院を訪ねます。ブータンで最も有名で崇敬されているところで、パロ谷の900m上の急な断崖絶壁にあります。

また、この日は翌日からのトレッキングに備えて心の準備をします。

タクツァン僧院の後はデュゲ・ゾンを訪ねます。ここは1644年にブータンがチベットに勝利したことを祝い『勝利』という意味で名づけられ、1649年にシャブドゥン・ンガワン・ナムゲルによって建てられました。

その後、キチュ・ラカンを訪ねます。7世紀のチベットのソンテェン・ガンポ王によって建てられた最古でありながら最も美しい僧院の一つです。言い伝えによれば、チベットとヒマラヤ全体に巨大な女悪魔が横たわり、仏教の伝来を邪魔していました。そこでソンテェン・ガンポ王は一日で108の寺を女悪魔の体中に建立することにしました。パロのキチュ・ラカンは左足の部分、ブムタンのジャンペイ・ラカンは左足の膝の部分に建立されたとのことです。キチュ・ラカンにはミカンの木が2本立っており、一年中実をつけると言われています。

トレッキング 3日目~16日目

2580mのドゥゲ・ゾンからトレッキングを開始します。水田、峠、村々、松林、透き通った小川、川をいくつか超えると放牧地にたどりつき、ここで初めて高い山々の景色を見ることができます。チョモラリベースキャンプ地を出て、ニレ・ラ(4890m)、ゴンプ・ラ(4440m)、ジェレ・ラ(4785m)、シンチェ・ラ(5000m)、ベレ・ラ(3900m)の5か所の峠を越えていきます。チョモラリベースキャンプ地付近では青ヒツジがよく見られ、コイナ付近はブータンの国の動物である野生のターキンの群れが見られる所として知られています。トレッキングを終えたらガサの温泉に浸かってみましょう

3日目:パロのドゥゲ・ゾン(2580m)からシャナ(2890m)まで5時間歩きます。

4日目:シャナからソイ・タンタンカ(3575m)まで6~7時間歩きます。

5日目:ソイ・タンタンカからジャンゴタン(チョモラリキャンプ地、4044m)まで4~5時間歩きます。

6日目:チョモラリキャンプ地にて休息日とします。ツォプ湖に行ってみることもできます。

7日目:チョモラリからニレ・ラ(4890m)を越えリンシ(4010m)まで5~6時間歩きます。

8日目:リンシからチェビサ(3990m)まで3~4時間歩きます。

9日目:チェビサからゴンプ・ラ(4440m)を越えShakyapasang(4000m)まで5時間歩きます。

10日目:Shakyapasang からジェレ・ラ(4785m)を越え、Robluthang (4160 m)まで7~8時間歩きます。

11日目:Robluthang からシンチェ・ラ(5000m)を越えLimithang (4160 m)まで6~7時間歩きます。

12日目:Limithang からラヤ(3800m)まで4時間歩きます。

13日目:ラヤにて休息日とします。

14日目:ラヤ(3800m)からコイナ(3240m)まで6時間歩きます。

15日目:コイナ(3240m)からバレ・ラ(3900m)を越えガサ温泉(ガサ・ツァチュ2220m)まで6時間歩きます。

16日目:ガサから道路まで少し歩き、ティンプーへ車で移動します。

17日目:ティンプー”

本日はブータンの首都を散策します。まず国立ゾーリン・チュスム(ブータンの伝統美術13選)を訪ねます。今は美術学校として広く知られているところです。

メモリアルチョルテンは1974年に第3代国王ジクメ・ワンチュックを崇めるために建てられた仏舎利塔です。

1978年に創設された国立伝統治療院は、介護施設と病院を兼ね備え、伝統的な医療技術による診断と処方を行っています。伝統的に使われてきた薬草や塗り薬、そして薬湯は自然の動植物とミネラルを含み、生産機関で製造された後に国内の地域医療機関へ送られています。

王立織物学院ではブータンの主要産業である織物を体験します。男女それぞれの民族衣装と織物技術が展示されています。

国立図書館は歴史的な資料や書物から様々な分野に関する現代書物、古い雑誌や木版印刷本と祈とう旗を蔵し、『ブータン』という名の世界最大の印刷本も見ることができます。

12世紀に建てられたチャンガンカ・ラカンはティンプー市の北のモティハンにあります。中央には十一面観音が安置されています。

18日目:ティンプー

まず、タシチョ・ゾンを訪ねます。この壮大なゾン(仏教僧院)はウォン・チュ川の西のほとりで市の北側に位置し、かつて国会議事堂があったところで、現在はブータン国王の謁見室と省庁があります。

次はクエンセル・ポダンのブッダポイント。169フィート(51m)の銅像の大仏(バシュ王座)は不滅の象徴で、大仏のそばからティンプー谷の雄大な眺めを堪能します。

その後はティンプーの町を散策し、買い物や地元の人との触れ合いをお楽しみください。夜は民族博物館にて伝統料理に舌鼓。博物館は伝統的な農家を再現しており、地方に住むブータン人の多くが今なお昔のままの生活をしているのかがわかります。

19日目:ティンプーからパロへ

パロを出発し、次なる旅へ向かってください。